So It Goes

So It Goes

Released
Type
Single
  • So It Goes (4:55)

Extra

So It Goes (Remix)

『So It Goes (Remix)』は、シンセを中心に再構成したエレクトロポップ寄りのリミックス音源。 シングルリリースと同時に、BandcampとSoundCloudで限定公開中。

Lyrics

So It Goes

さっきまでは全て消えてた
さっきまでは同じ風でいた

南へ行く日を風向きで選ぶ
僕はそれでも
時々辿るいつかの名残
忘れた振りして

さっきまではとても光ってた
さっきまでは陰る方にいた

南へ行く日を風向きで選ぶ
僕はこれでも
時々辿るいつかの名残
ここへ置いてくよ

あたりの景色が上ずっているの
こだまが不規則なリズムを刻む
戸惑いを歌う僕らは星屑
ためらいながらそう云うものさと笑う

願いは変えない
欲張りは分かるけど

Intro

2020年2月20日リリース『So It Goes』はシューゲイズやドリームポップの質感を持つミドルテンポのシングル曲。2020年1月20日リリースの『New Life EP』に続く作品となる。 シンプルな構成ながら、擦れたボーカルやコーラス、フィードバックやボリュームペダルを用いたギターが淡く重なり、サチュレート気味なドラムとマシンガンのように均一なベースの上で進行していく。短いフレーズが繰り返される中で、静かなニュアンスを携えた一曲となっている。

Note

この曲は『New Life EP』の制作期間中、疲労が溜まる中でふと浮かんできたもので、最初のシーケンスはおよそ10分ほどで組み上がった。ドラムは意図的に飽和気味に処理し、コンプレッションを強めにかけることで、全体のトーンを押し出しすぎず均質に保っている。ベースラインはダイナミクスを排した“均一な打ち込み”として設計し、曲全体の土台となる反復感を支えている。 ギターは、ボリュームペダルによるフェード処理をアクセントとして散りばめている。4つの同じコード進行が反復される中で、前半から後半に向けてストロークの密度とエッジが増していく。滑らかに立ち上がるフレーズと荒いニュアンスが重なることで、音像が緩やかに揺れながら広がる質感を生み出している。ボーカルは擦れた質感をそのまま活かし、深めのリバーブと控えめなコーラス処理で空間的な奥行きを付与した。 大幅なアレンジ変更は行わず、制作初期のバランスを保ったまま録音からミックス、マスタリングへと進行した。結果として、当時の制作状況や心境がそのまま封じ込められた、otomらしい反復と静かな熱量をもつ作品となっている。

タイトル『So It Goes』はカート・ヴォネガット著の『スローターハウス5』の中の頻繁に登場するテキストより。

Outro

「そういうものだ」と諸行無常を歌う『So It Goes』。 リミックスバージョン違いと共にお楽しみください。

『So It Goes』はSpotify、Apple Musicをはじめとする主要ストリーミングサービスで配信中。Bandcampでは高音質版の購入も可能です。