New Life
- New Life (4:50)
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New Life - Visual
Lyrics
New Life
青に沈んだ街の真ん中で 新しい影が足下から生えた いつかと同じような 未来と過去を巡る きっと曖昧が丁度良かった 正しさは特に望んだものじゃない ひょっとしたら届きそうな 未来と過去を巡る やがて動き出す列車のリズム 朝焼けを受けて浮び出す君の顔 割と近くのような 未来と過去を巡る 醒める...
Intro
2015年12月10日リリースのotomによるシングル『New Life』。荒島晃宏監督作品『フィルム・フェチ』(2013)のOSTやMax/MSPを用いた即興制作を経て発表した、純粋なotom名義作品としては『Hidden Sun』(2008年)以来となる久々のリリース作品である。エクスペリメンタル・ポップ/ドリームポップを軸に、刻むピアノとギター、ドラムとベースの軽快なリズム、ローファイな質感のボーカルが重なり合う。The Velvet Underground『All Tomorrow’s Parties』に着想を得たサウンドが展開されている。
Note
Max/MSPなどを駆使しながら、しばらく続けてきた実験的なアプローチとは異なり、『New Life』は原点回帰的な感覚で、よりポップな構造を意識して制作された楽曲である。曲の冒頭からピアノ、ギター、ベース、ドラムが一斉に鳴り響き、叩きつけるようなフレーズと軽快なドラミングがリズムを形作っていく。演奏が進むにつれてビートは重さから軽やかさへと変化し、全体に浮遊感のあるフルートの音色が淡く漂う。その上に、かすれた質感のボーカルが幾重にも重ねられていく。 楽曲全体を通して、テープのようなローファイな質感が一貫して保たれ、サウンドにわずかな揺れと空気感をもたらしている。本作は、楽曲全体の雰囲気や構造において、Introで言及の通り、The Velvet Undergroundの名曲『All Tomorrow’s Parties』からインスピレーションを受けた一曲でもある。また、otomが本格的に日本語詞による楽曲制作に取り組んだ、初めてのリリース作品としても位置づけられる。
現在聴くことができる『New Life』は、後にリマスターされたEP『New Life EP』(2020)に収録されているバージョンで、この音源はBandcampおよびYouTubeにて公開されている。
Outro
テープフラッターを感じさせるローファイな質感と、エクスペリメンタル・ポップ/ドリームポップの感覚が交差する一曲『New Life』。 otomの原点回帰的なアプローチが息づくサウンドです。お楽しみください。
『New Life』はSpotify、Apple Musicをはじめとする主要ストリーミングサービスで配信中。Bandcampでは高音質版の購入も可能です。