Fade

Fade

Released
Type
Single
  • Fade (7:00)

Extra

Fade - Visual

Fade (Demo)

『Fade (Demo)』は2005年の最初のデモバージョンを再録音した音源。

Fade (Extra)

『Fade (Extra)』はハルモニア風サウンドの別バージョン音源。

Lyrics

Fade

年中夢みてる僕らは呼吸を忘れて
歪んだ水面に溶けあう光を辿る
手を伸ばせ 光る 手を伸ばせ

逆さから臨む景色に色を重ねる
丸い世界が裏返ってしまう前に

音もなく届く星よ
僕らはいまここで見ている

あらゆる願いは僕らをすり抜けたのに
かすれた声は声はいまもまだ途絶えていない

音もなく届く星よ
僕らはいまここで見ている

鮮やかに散ってゆくその時を

Intro

2020年8月8日リリースのシングル『Fade』は星と塵、そしてあちら側とこちら側の距離をテーマにしたシングル曲。2020年5月31日リリースの『Awake』に続く作品。無音で届く星の爆発や光を、静と動のコントラストで表現している。 最も古いバージョンは2005年頃に作られたもので、スペーシーなエフェクトを施した2本のアコースティックギターと2本のボーカルのみで構成されたシンプルなもの。長らく未発表のまま残っていたが、その後さまざまなアレンジを重ね、新旧のメソッドが融合した現在の形に至っている。いくつかのギターとループを軸に、重厚感のあるドラムとベース、ピアノ、さらにホルンを重ね、絡み合うボーカルが複雑なレイヤーを形づくる構造へと発展。今回もすべてのパートとシーケンスを再録音し、再構築を行っている。

Note

あやふやな記憶と手元の記録によると、この曲は2004年の暮れから2005年の初め頃に最初のデモを録音していた。ちょうど2005年初頭リリースの『The Night in the Rainbow』(2005)と同時期に作った曲で、手グセや何でもショートリバースをかける癖(今もあまり変わらない)など、当時の共通点が多く残っている。この段階でコード進行やメロディはほぼ固まっており、当時はかなり気に入っていた曲ネタのひとつだったと記憶している。アコギの音は問題なかったものの、ボーカルに難があったため、ほぼ同じ設定で録り直したバージョンをSoundCloudにアップしている。ページ下部より試聴可能。 その後、いくつかの作品選考から外れ続けたこの曲だが、当初は『Wanderers』(2016)の後にリリースする予定で、ほとんど別曲と言える状態まで4〜5種類のアレンジを試し、再録音・整音に半年以上費やした。しかし最終的に納得がいかないまま頓挫し、そのあいだに次作『Talk』(2017)を諸事情で先にリリースする流れとなり、またしても日の目を見ない時期が続いた。 そうした経緯もあって、2019年の暮れ頃からは膨大なプロジェクトデータを整理したい気持ちもあり、改めて作業に戻ることになった。2016年当時に特に上手くいかなかった“ごちゃごちゃした編成の整音”にも、多少は対処できる手応えがついてきたことも再着手の理由として大きい。 悩んだ末に今回のリリースでは、2016年にほとんど形が定まっていたバージョン4をベースに仕上げている。そして『Awake』リリース後にギアを上げ、ようやく完成へと辿り着いた。

完成後の解放感から、遊びのつもりで“ハルモニアっぽい音”を使って作ったドローンのエクストラバージョンもSoundCloudにアップしている。こちらもページ下部より試聴可能できる。

Outro

特定のジャンルにこだわらず、シンプルにやりたいことを形にした曲『Fade』。 新旧のバージョンそれぞれもお楽しみください。

『Fade』はSpotify、Apple Musicをはじめとする主要ストリーミングサービスで配信中。Bandcampでは高音質版の購入も可能です。