Brilliant Sky Part II
- Brilliant Sky Part II (7:04)
Now on Streaming
Extra
Brilliant Sky, Pt. 2 - Visual
Brilliant Sky, Pt. 2 (20080119 Early Improvisation)
2008年当時の『Brilliant Sky Part II』の初期の即興バージョンの音源。 2020年10月よりBandcampとSoundCloudにて限定公開中。
Lyrics
Brilliant Sky Part II
風も知らないその行方を 濡らした指先だけで探す それらを見て変わるならば 虚ろに満たした空の器 言葉を失くして気付かずにいる それらを見て変わるならば 迷う日々の僕たちを未だ包んでる 水たまりでさえも 蒼く染める空 誰かが誰かを傷つけてる 誰かが誰かを羨んでる それらを見て変わるならば 迷う日々の僕たちを未だ包んでる 水たまりでさえも 蒼く染める空 変わらない僕たちを
Intro
2020年10月17日リリースのシングル『Brilliant Sky Part II』は、自然の営みの不変とそれに関わる人々について歌った曲。 編み込まれたようなアコースティックギターとコーラスのフレーズが特徴で、2008年リリースの4thアルバム『Hidden Sun』に収録された同名曲の続編となる。インストゥルメンタルのPart Iからの流れを受けつつ、ボーカルが加わり大きく展開する曲調。オーバーダビングした煌めくアコースティックギターやコーラス、スウィングした軽快なドラムス、粘るベースを土台に、象徴的なエレキギターのフレーズが重なる。Part Iのフレーズに帰結して曲は幕を閉じ、ボーカルのオーバーダビングを減らすことでより自然な表現を実現している。 Part Iと同時期に作曲されたこの曲は、アルバムやEPの構想に長く組み込まれてきたものの、今回はシングルとしてリリースとなる。
Note
この曲(Part II)の解説をする上で、まず試行錯誤を重ねたPart Iの成り立ちと当時の作風を紹介。2008年当時は久しくバンド活動もせず、ギター1本からルーパーなどを多用し、一人で可能な表現を模索していた。 Part Iの基本フレーズでは、今も好む多重録音のアルペジオギターの気持ちよさを追求。Gastr Del Sol『Black Horse』(Camoufleur/1998)やGlenn Branca『Lesson No. 1 for Electric Guitar』(Lesson No. 1 / 1980)、さらにCocteau Twins的な感触も目指していた。 ボーカルを乗せたら面白いと考えたが、歌詞作りは面倒だったため、敢えて歌詞は作らずスキャット的なコーラスで埋める方針となり、Part Iの大筋が決定。ギターとボーカルの多重録音により異常な大容量が必要となり、ミックスしては重ねる作業を3つのプロジェクトに跨いで行い、Part Iが完成。
『Hidden Sun』リリース直後より、この多重録音ギターフレーズを元に即興や録音を繰り返し、早々にPart IIのメロディの大部分が完成。同時に構想に入っていたPart IIIと、EPやアルバムへの収録を悩みつつ、Part IIのアレンジを延々と進め続けた。 2015年頃にはドラムなどを加え、現在の完成形とほぼ同等の形態に大きく変化。単体リリースの方針が決まり、ほとんどのトラックを新たに録り直す。普段は重ねがちなボーカルの比重を減らし、定位(パン)の効果も試みた。例の如くミックスとマスタリングの地獄のような日々を経て、ようやく完成に至る。 今回少し厄介だったのは、サブスクリプションでの表記の違い。特にApple Musicは厳しい規定があるようで、自身としては『Brilliant Sky Part II』表記がしっくりくるが、Apple Style Guideに準拠して『Brilliant Sky, Pt. 2』になっている。どちらでも大きな問題はないが、自分で設定できる箇所ではオリジナル表記を使用している。
Outro
そんなこんなで、今回も特定のジャンルをあまり意識せず、シンプルにやりたいことをやった曲が『Brilliant Sky Part II』。 otomにとって一つの音楽の形であり、意欲作でもある。お楽しみください。
『Brilliant Sky Part II』はSpotify、Apple Musicをはじめとする主要ストリーミングサービスで配信中。Bandcampでは高音質版の購入も可能です。