Equal: otom remixed
- Novel (Remix) (5:33)
- If (Remix) (4:44)
- Seasons (Remix) (6:33)
- You Lost Me (Remix) (5:18)
- Lie (Piano) (7:35)
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Original Version
Lyrics
Novel (Remix)
緩やかにみるみる馴染む網を 場違いな気分隠して なんとなく眺めてる 合図は暗い 幾重にも連なる 零時の狭間を越え 変わらないその言葉と 変えられない言葉を 合図は暗い 捉える捉える どんな雑音でも捉えてみる日が 今はどんな雑音でも捉えてみる日が これはそうだ 微かな記録 また会えるその日まで バイバイ 合図は暗い 捉える捉える どんな雑音でも捉えてみる日が 今はどんな雑音でも捉えてみる日が 捉える捉える すれ違う瞬間を変えてゆく日が それがどんな風に変わるのかを見たい
If (Remix)
巡るその日を知っていたなら あなたには遠くまで見えるようになる 巡るその日が過ぎていたなら 彼らなら簡単に代えを探すだろう さっきは何を言おうとしていたの とぼけた振りだけ目につくこと知るような どうかしてる 巡るその日は今もそのまま 繰り返し現れて同意を求める さっきは何を言おうとしていたの 遥か前から問い続けているような どうかしてる
Seasons (Remix)
二十日未明のあの道のりを 未だに進む僕らを待つ未来 指先から宇宙の果てまで 選ぶ自由を僕らは備えているだろ 雪のような雲のような 雨のような霞の中 風のような揺れるような 止まるような嵐を見た 燃えるような凪のような 渇くような海辺の二人 夜のような虹のような 満たすような あの恵みの季節に 知恵寄せる 寄せあう
You Lost Me (Remix)
何処へ行く 何処へ行く 不確かな優越感 隙が見えてる 削がれた後から行け 派手に売る良心で 目を醒ます 虚ろに問う影 足元を見ろ 継ぎ足す言葉が 震えている よこしまな声を聞け
Lie (Piano)
なんでって繰り返す日々は 大きな間違いだったんだろう 暗い通りを彷徨うふりだったの分かったよ 最近ほんの少しは君の事を分かったよ 何で痛いんだ 雪降る街 そこでどうしてたら今は そう云う風に割り切ったいつかよりは ひそやかに鍵をかけるよ 今ならば 曖昧で痛い… なんでってありきたりな問いは 絶えなくそこかしこに積もる 捉えては失う戸惑いの僕らは 少しだけ先の未来と過去ばっかり見ていた 目を覚ませよそれは太陽に向かう雲の柱 曖昧で痛い… そう云う風な答えでも嘘は嘘
Intro
2022年10月10日リリース、『Equal: otom remixed』は選別したセルフリミックス5曲で構成されたEP。 2018年から2021年のシングルリリースと同時にBandcampやSoundCloudで公開した4曲に加えて、2022年リリースの最新作『If』のリミックスを新たに収録。原曲の最も特徴的な部分を活かしつつ、異なる角度から見つめ直し再構築された楽曲群となっている。 今作のリリースにあたり、修正を経て全曲リマスター音源となっている。
Note
楽曲完成後に気晴らし半分の異なる方法で自由にリミックスし、リリースに併せてのSoundCloud、Bandcamp公開を極力続けてはや数年程度が経過。 2022年7月7日リリースの『If』の完成直後にもやはり同曲のリミックスに着手、作業中に今までのリミックス作品を選別したものを加えてEPとしてリリースしてはどうか、の事で現在に至る。
楽曲中のキーポイントとなるフレーズを活かしつつ、ほとんど新曲を作る意識で完成したオリジナルとは全く異なる楽曲群。のところまでは良いとして、制作した年代のブレもありクオリティには相当差がある状況。今回のEPをまとめるにあたり、そのあたりの全体の解像度の底上げを特に重要視した。また、一部ボーカルの再録音や各曲の音量や定位バランスも大幅に見直し、公開当時では思い通りに行っていなかった部分なども補完した形となる。広がりがなく、ローファイな仕上げの過去音源も個人的には気に入っているものの、今回は配信仕様と言う事でその様な結果となった。
タイトル、ジャケットのデザインはオリジナル曲と同等のものと云う意味を込めたものとなっている。(各ストアのガイドライン準拠の為、配信では便宜的にタイトルを”Equal”と表記)
今作には入りきらなかったリミックス曲、今後の新作のリミックスなどをまとめた、『Equal II』も構想中で2023年中のリリース予定。
1. Novel (Remix)
2021年リリースの原曲は少し速めのテンポでシューゲイザーやマスロックの要素を取り込んだ雰囲気の曲。 弾むようなドラムにレイヤーしたボーカルが特徴で、それらに混ざりあうようにギターとベースのラインを構築。要所でフーガ的スタイルのフレーズを積み上げつつ、全体の流れの緩急を意識した曲でもある。 リミックスでは原曲のドラムパターンをループさせる事で、より激しい仕上がりとなっている。
2. If (Remix)
原曲はフォークと実験的なサウンドを同居させた2022年リリースのシングル。 約10分の曲で前半のボーカルパート、後半のインストゥルメントパートの構成。アコースティックギターのアルペジオとフリーズエフェクトで持続音とミックスしたエレキギターのサウンドが本作の大きな特徴。ボーカルメロディを重視していながらもシンプルな曲調の前半から、次々とレイヤーを重ねて音の壁を築き上げる後半へと展開する曲でotomの意欲作の一つとなっている。
現代における自由の譲渡と幻想をテーマとしつつ、otomが最も好きなドストエフスキーの小説『カラマーゾフの兄弟』の中のエピソード『大審問官』からも大きなインスピレーションを受けた歌詞の内容となっている。 リミックスでは2014年に録音したギター(原曲では後半部分)を中心としている。シンプルなサウンドの仕上がりで原曲とは全く異なる雰囲気となっている。
3. Seasons (Remix)
ミドルテンポなポスト・ロック、アンビエントな雰囲気を持つ2019年リリースのシングル。 ショートリバースギターのストロークを中心にメロディクかつリズミカルなピアノ、かすかに配した木琴、重いドラムとボーカルのオーバーラップで構成されたミドルテンポの一曲。 リミックスではピアノのアルペジオフレーズとノイズループをメインに再編集。原曲より明るい印象となっている。
4. You Lost Me (Remix)
2019年リリース。歪みとクリーンのギターのアンサンブル、軽快なドラムとボーカルのレイヤーで構成されたアップテンポの一曲。 ギターとラップトップを中心としつつ、更にはオリジナルのMaxパッチを駆使して制作。リミックスでは自作のMaxパッチにより、原型を破壊するような大胆なアレンジとなっている。更には原曲にはないピアノフレーズを追加している。
5. Lie (Piano)
2021年リリースのEP『Cycle』より。夏秋冬春の4つのイメージと4つの演奏スタイルで四季を表現したアコースティック作品の冬をテーマにした曲。 シンプルなギターストロークの曲ながら、要所に配した決めフレーズと強弱、緩急を重視。柔らかいトーンのエレクトリックピアノのフレーズとアコースティックギターのストローク、ボーカル、コーラスが同時進行し、終盤にはオルガンによって空間を埋めて行く構成。少ないコードの中でメロディを展開させて行くotom初期作品でも頻繁に登場する手法で、そこから一つのコード展開で得られる最小にして最大の効果の狙いの元に作られている。 今作ではEPと同時にリリースされたピアノバージョンを収録。ピアノのリバースの浮遊感にストリングスの組み合わせの曲となっている。
Outro
7月から開始した『If』のリミックスに思いのほか時間がかかり、そこからのEP制作で2022年の一夏を費やした具合。 毎度考えている、時間をかけ過ぎないと云う課題はある程度気にしたつもりだったものの、やっぱりしっかりと云った感じで気付けば秋。今回は曲数があったので仕方がないと云う事にして、ともかくは次に進んでいる今日この頃。2022年中のリリース予定はズレ込んだ形で、なんとか残りでシングルを1曲リリースまで漕ぎ着けたいと考えている。オリジナルと同等の熱量で仕上げたEP、『Equal: otom remixed』です。お楽しみください。
『Equal: otom remixed』はSpotify、Apple Musicをはじめとする主要ストリーミングサービスで配信中。Bandcampでは高音質版の購入も可能です。